公益社団法人 日本鋳造工学会様/国立大学法人 室蘭工業大学様

映像制作事業 2023.01.06

  • 企業名

    公益社団法人 日本鋳造工学会様/国立大学法人 室蘭工業大学様

  • 事業内容

    鋳造に関する学問・技術の進歩・向上、鋳造業界の発展支援

  • Webサイト

    https://jfs.or.jp/

お客様の声

有名ユーチューバーとのコラボレーションで1ヵ月で20万回再生。

現在、理工学系の学生たちの進みたい就職先はIT系企業。自動車産業など、ものづくりの現場を希望する学生が減ってきているのも、ものづくりの魅力に触れる機会が極端に少なくなっていることが一つの要因と考え、若い方々に映像を通じて、ものづくりの魅力を伝えることができないかと足利社長にご相談したところ、若年層の情報収集手段であるYouTubeを活用してみてはどうか?と提案を受けました。
ただYouTube発信するだけでは、若年層に見てもらえる確率は極めて低いため、発信力があり、且つ、ものづくりに精通した若者に人気の有名ユーチューバー〝はじめしゃちょー〟、〝市岡元気氏〟とのコラボレーションしたシナリオの提案を受け、非常に面白そうな内容でしたので映像制作を依頼いたしました。
結果、1ヵ月で20万回、現在は約50万回の再生数となり、またコメント欄にも若い方の投稿が続々とされるなど非常に大きな反響を得ることができました。室蘭工業大学の学生たち、北海道の小中高生らにも出前講義をしている時に『清水先生、先日の映像見ましたよ!』と、こちらが聞かずとも話かけてくれたことで、改めて映像シナリオ、発信方法の大事さを知ることができました。AbsoluteDesignさんは、本当に心強いパートナーです!次回、映像作品も是非、お願いしたいと思っております。ありがとうございました。
国立大学法人 室蘭工業大学 教授
公益社団法人 日本鋳造工学会 会長 清水一道様

Absolute Designの視点、提案のポイント

ソリューションの組み合わせ

  • 映像制作事業

映像製作事業

若者に鋳造技術の魅力を知ってほしい

こちらの映像制作は、室蘭工業大学の教授を務めながら、「日本鋳造工学会」の会長として、次世代に日本の鋳造技術やものづくりの魅力を伝える取り組みをされている清水一道先生からご依頼をいただきました。
清水先生のお悩みは、近年、学生の就職先としてIT業界の人気が高まっている影で、日本のものづくりを支える鋳造業界を希望する若者が減ってきていること。その解決策として、「映像で鋳造の魅力を次世代に伝えらえないか」と、ご相談をいただきました。
ターゲットである若者に映像を届けるため、YouTubeでの発信を決定。しかし、ただ鋳造技術を紹介するだけの映像を作っても、彼らの目に触れさせることは難しく、また興味をもって見てもらうこともできません。そこで、若者に発信力・拡散力があり、かつ、ものづくりに精通した演者に出てもらおうと、科学実験のYouTuberとして知られる「市岡元気」さんにお願いすることにしました。元気さんのコンテンツにひかれて、たまたま映像を見た若者が、「へぇ、鋳物をつくる技術ってこんなにすごいんだ!」と知り、結果として鋳造への理解が広まる効果を狙いました。
 

人気YouTuberがコラボした夢の企画に

元気さんに相談したところ、ものづくりの魅力を次世代に伝える動画のコンセプトに共感し、即、参画してくださることに。そこから、たまたま元気さんのお知り合いである「はじめしゃちょー」さんに話が伝わり、「3億円の豪邸完成のお祝いとして、はじめしゃちょーの銅像をプレゼントする」という企画で進める流れとなりました。銅像の製作に手をあげてくださったのは、静岡県にある株式会社木村鋳造所様。こうして、本物の鋳造技術を使った銅像づくりがスタートしたのです。
シナリオにおいては、鋳造工学会様からの発信ということで、ただ面白おかしい動画にするのではなく、ものづくりの学術的な知識もしっかりと伝えるシナリオにこだわりました。「この技術は何がポイントなのか」補足の説明をテロップで入れたり、元気さんに解説してもらったり。清水先生にもご登場いただき、ワイワイ賑やかな雰囲気を楽しみながらも、これ一本見たら鋳造が何か、基礎的な理論がしっかりとわかる映像となっています。
▼【超大型企画】3億円豪邸に600kg金属溶かしてはじめしゃちょーの像プレゼントした!

 

第2弾も120万回の再生を記録

公開後は、20分という尺の長さにも関わらず、元気さんのチャンネルでは約50万回の再生を記録。コメント欄には、鋳造の迫力や技術への驚きのコメントも多く、その魅力を印象付けることもできました。清水先生も、出前授業で生徒や子どもたちから「動画見ましたよ!と言われます」と喜んでくださり、狙い通りの企画となったことを実感できました。
「ぜひ2本目も作ってください」というご依頼をいただけたため、次の作品のテーマは「たたら製鉄」で、砂鉄から包丁を作るシナリオで撮影。「包丁がない!ちょっと作ってこよう♪」という気軽なノリで出かけた元気さんが、採取した砂鉄を炉で溶かして、ハンマーで鍛錬する日本古来の鉄生産法「たたら製鉄技術」を体験するという、こちらもとても面白い動画になっています。再生回数も120万回と前回を凌ぐ人気ぶりですので、皆様もぜひご覧ください。
▼包丁無かったので買わずに砂鉄から作ってみた

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